コーヒー用語集
コーヒーに関連する用語を五十音順から調べることができます。知識を深め、コーヒータイムをよりお楽しみください。
あ行
鮮やかな
口の中の前の方に印象の残る、キリッとした酸味をともなう強い風味。標高の高い農園で加工されたコーヒーに見られる特徴です。
甘みのある
コーヒーの心地よい風味や口あたりを連想させる表現です。
アメリカーノ
エスプレッソショットにお湯や水を加えたビバレッジです。
アラビカ種
広く流通している主要な2種類のコーヒーのうちの1品種。スターバックスは上質なアラビカ種のみを購買しています。
アルフレッド・ピート
オランダ人コーヒーロースターの息子として、1955年サンフランシスコに生豆の輸入業者としてやって来ました。
お客様からの注文に応じたコーヒーのローストをアメリカにもたらし、アメリカにおいてスペシャルティ コーヒーを最初に流行させた人物です。
インポーター
加⼯場や協同組合から⽣⾖を引き受け・購買する業者です。インポーターは契約に基づき、エクスポーターや生産者からの生豆をロースト工場へ出荷する手配をします。
旨み
味わい深く、おいしさを感じる風味を指します。食物のおいしさ、口いっぱいに広がる風味のことです。
エイジドコーヒー
ローストをする前、⽣⾖の状態のまま3〜5年貯蔵・熟成させたもの。アジア/太平洋地域の一部のコーヒーが用いられ、熟成によって杉を思わせる風味やスパイシー感が増します。スターバックス® クリスマス ブレンドなどの一部のブレンドコーヒーに使用されます。
エキゾチックな
独特で珍しい香りや風味が広がるコーヒー。フローラル系・ベリー系・スパイシーなものなどに使われる表現です。
エクスポーター
加⼯場や協同組合から⽣⾖を引き受け・購買する業者です。契約を結び、インポーターやロースト工場への出荷を手配します。
エシカルな調達
スターバックスは、責任をもって栽培され、倫理的に調達された⾼品質なコーヒー・紅茶・ココアなどを購買し、お客様にご提供し、生産者のよりよい未来と地球環境に貢献したいと考えています。
オーガニック コーヒー
有機栽培認証。
合成殺⾍剤や除草剤・化学肥料を使わずに栽培され、オーガニック認証を受けた加工場やロースト工場で加工されたコーヒーは、オーガニック認証を受けることができます。
※日本で有機認証を得るためには、JAS 法に基づいた審査を改めて受ける必要があります。現在スターバックス コーヒー ジャパンでは、認証オーガニックコーヒーの表記は ⾏っていません。
穏やかな
酸味が少なく、穏やかな印象を与えるコーヒーに使われる表現です。
か行
香り/アロマ
コーヒーの味わいを構成する4つの基本的な要素のうちの一つ。コーヒーが放つ香りを表現するのに用いる言葉です。
加工法
コーヒーチェリーの外⽪や果⾁を⽣⾖から取り除く工程を指します。
C.A.F.E. プラクティス
コーヒーを倫理的に調達するためのガイドラインです。スターバックスは、品質基準を満たし、経済的な透明性・社会的責任・環境面へのリーダーシップなどの責任を果たし、責任ある方法でコーヒーを栽培・加工・取引しているサプライヤーから優先的に購買しています。
C.A.F.E.とは、Coffee And Farmer Equity の略です。
カフェイン除去
コーヒーからカフェイン除去するプロセスを指します。スターバックスでは、二酸化炭素抽出法・スイスウォータープロセスを使ってカフェイン除去されたコーヒーを提供しています。
カプチーノ
カフェ ラテと非常に似ていますが、カップの中のスチームミルクとフォームミルクのバランスが異なります。
カプチーノはスチームミルクの量が少なく、フォームミルクのレイヤーがカフェ ラテよりも厚いです。
カラメルのような
ダークローストのコーヒーに見られる特徴で、砂糖を焦がしたようなほろ苦さと甘さを指します。
柑橘類
レモンやグレープフルーツを思わせる香り・酸味・風味を指します。
乾燥式
乾燥式では、チェリーの果肉は豆に付いたままの状態で乾燥されるため、コーヒー豆の一粒一粒に、ときにベリーのような凝縮した風味を与えて、酸味を弱めることが多いです。乾燥式で精選したコーヒーには、しっかりしたコク(フルボディ)が出る傾向があります。
協同組合
複数のコーヒー⽣産者がまとまり集団で協⼒してコーヒー販売の交渉・営業、栽培⽅法の情報共有などを⾏う組織形態です。コーヒー⾖の加⼯と輸出を独⾃に⾏っている協同組合もあります。フェアトレード認証コーヒーはすべて、小規模農園で構成される協同組合によって生産されています。
口あたり
コーヒーを味わう時に口の中で感じる感覚や重さです。
グローバル コーヒー クオリティ(GCQ)チーム
生豆が出荷されて焙煎工場に到着する時点から、コーヒーを抽出する準備が整う時点までの品質を担当します。このチームはまた、生豆がスターバックスの焙煎工場に到着するとテイスティングし、輸送中にコーヒーの品質が維持されたことも確認します。
コーヒーチェリー
コーヒーの木は赤いコーヒーチェリーを実らせますが、コーヒーチェリーは熟すと手作業で収穫されます。このコーヒー チェリーの中に生豆、つまりコーヒー豆が入っており、これを焙煎したものが私たちの手元に届いているのです。
コク
舌の上で感じられる、コーヒーの濃厚さや重さの感覚です。
ココア
砂糖の入っていないココアパウダーを思わせる舌触りや風味。口の中にやや乾いた心地よい後味が残ります。
コンサベーション・インターナショナル
地球の⽣物多様性保護や地球環境保全に取り組み、持続可能な社会を実現し、人々の幸福に貢献することを目指す国際環境 NGO です。
さ行
サードプレイス
職場と自宅の間の、会話やコミュニティ感覚を楽しめる場所です。
栽培品種
植物学の用語で、種の下に位置する分類。例えばブルボン種はアラビカ種に属する栽培品種のひとつです。
さっぱりした
後味のほとんど残らないコーヒーを指します。
さわやかな
鮮やかな酸味のさっぱりとしたコーヒーのことを指します。
酸味
高地で栽培され、水洗式で加工されたコーヒーがもつ特徴。みずみずしさやすっきりとした味わいを感じ、口の中をさっぱりとさせてくれます。
シェイド グロウン
シェイドツリーと呼ばれる、コーヒーの木に日陰をもたらす木々の下で栽培されたコーヒーを指します。
ジューシーな
口の中が潤うような印象を与えるコーヒーの口あたりや風味を意味します。
上品な
上品な口あたりと魅惑的な風味をもつコーヒーに使われます。
シロップのような
コクがしっかりとしていて、後味が長く残る濃厚なコーヒーです。
シングルオリジン/ストレート
単⼀の⽣産地だけからなるコーヒーのこと。その生産地ならではのはっきりとした特徴が表れます。
水洗式
この加工法ではコーヒーの明るい酸味を生み出し、すっきりとした味わいに仕上げます。
スターバックス コーヒー トレーディング カンパニー(SCTC)
スイスのローザンヌにあり、スターバックスのバイヤーは、このオフィスを拠点として働き、すべてのオファーサンプルと出荷前サンプルはここでテイスティングされています。生産地からロースト工場への輸送もこのオフィスを拠点に調整されます。
スターバックス® ダーク ロースト
ダーク ローストは、しっかりとしたコクと、深みのある力強い風味が特徴です。
スターバックス® ブロンド ロースト
ブロンド ローストは、短めの焙煎時間で軽めのコクと穏やかな風味が特徴です。
スターバックス® ミディアム ロースト
ミディアム ローストは、バランスのとれた、まろやかさと豊かな風味が特徴です。
スターバックス リザーブ® ロースタリー
コーヒーの焙煎所であることはもちろん、スターバックスの飽くなきコーヒーへの探求心から生まれた、のめり込むようなコーヒー体験をお届けする場所です。
スターバックス リザーブ®
世界中のスターバックス リザーブ® ロースタリーで焙煎される、スターバックスのコーヒーの中でも最も希少なコーヒーです。
スチームミルク
ミルクのスチーミングは、ただミルクを適温まで加熱することにとどまりません。正しくミルクをスチーミングすると、ミルクの味は一層甘くなります。反対に、正しくスチーミングされないと、ミルクは焦げたような味になります。ミルクのスチーミングの仕方は、仕上がるビバレッジの口あたりにも影響します。
スパイシー
スパイスに似た香り、または風味。甘みを感じるものや香ばしさや辛味を感じるものもあります。
スモーキーさ
ローストが深いほど、香りと風味は煙や炭を思わせるスモーキーさが増します。
鮮度の落ちた
酸素に長期間さらされて酸味が失われたことにより、新鮮さを失い、のっぺりとした平坦な味になったコーヒーを指します。
た行
大地のような
インドネシア産のコーヒーの風味を表すのによく使われる表現。土や生のマッシュルームを思わせる香りや風味です。
大農園
栽培・収穫・加工を一箇所で行い、全プロセスを通じて品質を直接管理することのできる生産者。地元の個人・企業・家族が直接所有し、経営する場合がほとんどです。
力強い
突出した、または際立った特徴や個性を表現するときに使用します。
テイスティング
コーヒーの豊かで複雑な風味を知るために学び、学んだことを効果的に伝える方法を見出す必要があります。その始まりがテイスティングです。
ティピカ種
収穫量が多く、高地で栽培すると優れた品質のコーヒーを生み出します。他の品種と比較して、害虫やさび病のようなコーヒーの病害に弱い品種です。
テロワール
テロワールとは、フランス語で「土壌・土地」を意味する言葉です。テロワールには、特定の栽培地特有の土壌や微気候が含まれます。テロワールにより、その特定の場所に植えることができるコーヒーの木の品種が決定します。
な行
ナッツのような
クルミ・アーモンド・ヘーゼルナッツなどのナッツ類を思わせる心地よい風味です。
生豆
コーヒー豆はもともと、コーヒーの木に実る赤いチェリーに包まれた「生豆」と呼ばれる種を焙煎しています。
なめらかな
尖ったところがなく、心地よい口あたりの、丸みのあるバランスのとれたコーヒーを指します。
苦味
主に舌の奥側に印象の残る、基本的な味覚の一つです。
は行
パーチメント
果肉等を取り除いたら、通常はまだパーチメント(内果皮)の保護膜に包まれたままの生豆を戸外のパティオや乾燥棚に広げて、ドラム式の乾燥機を使って、均一に乾かします。
ハーブを思わせる
バジル、オレガノやその他の料理用ハーブを連想させる刺激的な香りや風味を指します。
パイクプレイス マーケット
スターバックスの創業の土地。パン屋・新鮮な花々を扱う店など、様々な専門店が立ち並ぶパイクプレイス マーケットの中で、スターバックス第1号店では、焙煎したてのコーヒー、そしてティーやスパイスを販売していました。パイクプレイス マーケットは、1907年以来、シアトルのダウンタウンの中心部にある画期あるコミュニティーであり続けています。
ハイブリッド種
気候変動と病気に強い品種の苗木です。
ハシエンダ アルサシア農園
スターバックスは2013年にコスタリカのコーヒー農園を買い取りました。以来、ハシエンダ アルサシアは、コーヒー栽培の未来を支える中心地として、コーヒー生産者が直面する課題をよりよく理解し、ベストプラクティスや解決法を決定するのに役立ってきました。2018年には、種まきから栽培・加工、焙煎やテイスティングまで、一杯のコーヒーの旅の全行程を人々が体験できるビジターセンターをハシエンダ アルサシア内に建設しました。
はじける
さわやかな酸味が舌の上で躍り、素早く消えるような感覚のことです。
はじけるような
はっきりとしていて、余韻を残す酸味を表現する場合、キリッとしたという言葉を使います。
バターのような
インドネシア産コーヒーの一部に見られる、なめらかでコクのある風味と舌触りです。
パティオ
コーヒーの精製工程では、コーヒーチェリーから種子であるコーヒー豆を取り出した後、それをしっかり乾燥させていくプロセスがあります。中米など他の生産地であれば、まとめて広大なパティオ等で乾燥させていく光景が見られます。
バランスのよい
酸味・コク・風味が、心地よく交わりあって調和をなすコーヒーを指します。どれか一つの要素が過度に突出していることがありません。
ハワード・シュルツ
1982年、ハワード・シュルツはマーケティング部門のマネージャーとしてスターバックスに入社しました。翌年、イタリアへの出張中、彼はイタリアのエスプレッソバーに感銘を受け、この伝統的なスタイルをアメリカに持ち帰るというビジョンを抱くようになりました。 それは、職場と自宅の間の「サードプレイス(第3の場所)」として、会話やコミュニティ感覚を楽しめる場所を作るというものでした。
帰国後、ハワードは1年かけてこのコンセプトを試すようにスターバックスの創業者たちを説得し、ついにはイタリアンスタイルのエスプレッソバーを設営するための300平方フィートのスペースを手に入れました。そして1984年4月、この店舗がオープンし、最初のスターバックス ラテが提供されたのです。
半水洗式
スマトラなど、インドネシア産のコーヒーに多く使われている加工法。この方法は酸味を和らげ、口あたりをなめらかにし、中程度(ミディアムボディ)からしっかりした(フルボディ)コクを生み出します。
ピーツ・コーヒー&ティー
アルフレッド・ピートはコーヒーのローストを始め、自分の会社の設立に取りかかり、1966年にカリフォルニア州バークレーでピーツ コーヒー&ティーを創業しました。
ピーベリー
コーヒーチェリーの実の中には、平らな⾖が2つ入っていますが、そのうちの一つが十分に育たず、片方の豆だけが丸く育ち形成される豆のことを意味します。アラビカ種では通常、5〜10%の割合でこの現象が起こります。
ファーマーサポートセンター
サステナブルな購買プログラム「C.A.F.E. プラクティス」を立ち上げたとき、人と人との信頼関係を土台にすることが、成功につながるとスターバックスは思っていました。そこで同年、最初の「ファーマーサポートセンター」をコスタリカのサンホセに設立。生産者のプログラム参加を促進するよう、アグロノミスト(農学者)のチームを迎えました。
風味/フレーバー
コーヒーの味、またはコーヒーが口の中に残す全体的な印象のことを意味します。
複雑な
様々な風味をもち合わせたコーヒーを指します。
フルーティな
ベリーやトロピカルフルーツのような風味や香りのコーヒーに使われる表現です。
フルボディ
舌に重量感を感じるコーヒー。舌に残る重さを強く感じるほど、コクの深いコーヒーということになります。
ブレンド
様々な生産国のコーヒーを組み合わせて、シングルオリジンコーヒーにはない風味を引き出したものです。
フローラルな
はかなく繊細でありながらも明確な、花を思わせるフレッシュで甘い香りを意味します。
ベリー
ブラックベリーやブルーベリーを思わせる香りと風味です。東アフリカやアラビア半島産の品質の高いコーヒーの一部に見られる特徴です。
ま行
マイルド
親しみやすい風味の特徴をもつコーヒーを指します。
マスターロースター
焙煎プロセスを監視し調節する職人のこと。各焙煎工場に1名ずつマスターロースターがいます。こうした少数の人たちが、焙煎作業の途切れなく行われ、スターバックスの生豆の品質が各工程において保たれ、機器や設備が最もよい状態で稼働していることを確認します。
ミディアムボディ
なめらかで均一的な舌触りを感じ、程よい後味を残すコーヒーを指します。
や行
ら行
ライトボディ
舌の上へ残す重量感が軽やかで、後味がはかなく消えていくコーヒーを指します。
ラテ
薄いフォームミルクのレイヤーのある、エスプレッソとスチームミルクを組み合わせたビバレッジです。
ロブスタ種
広く流通している主要な2種類のコーヒーのうちの1品種。アラビカ種よりも低地で栽培され、風味もアラビカ種より洗練度は低い一方、カフェインの含有量が多いです。
わ行
ワイルドな
極めて個性的でエキゾチックな風味を指します。
ワインのような
⾚ワインやフルーツに似た⾵味や⾹りを指します。
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