縁をさらにつなげ、
未来への土台を
築き上げていく。

K.Tsuruta
経理財務本部
会計企画部
部長
2007年入社 前職:携帯電話会社

CAREER

  • 2002年〜
    携帯電話会社で法人営業を約2年経験したのち、経理へ異動。さまざまなプロジェクトを通じ、キャリアの土台となる基本的な会計・税務知識やシステム導入のノウハウを習得。
  • 2007年~
    スターバックスへ入社。原価計算や財務、売上債権管理を担当し、2011年からはチームマネージャーとしてマネジメントに携わる。
  • 2020年~
    会計企画部部長就任。会計システムリプレイスプロジェクトの責任者として、グローバルのSaaS導入をリード。
※所属部署・職位はインタビュー当時のものです。

THEME 01 スターバックスで働くことを目指した理由

スターバックスとの
縁がつながった

私は携帯電話会社で2年ほど営業を経験したのち、経理のキャリアをスタートさせました。US-SOXや購買システム導入プロジェクト、経理業務オフショア化プロジェクトなど、幅広く経験する一方で、規模の大きい会社の中では自分の存在意義を見出すことができず、悩むことがよくありました。

学生時代にスターバックスでのアルバイト経験があり、いつかまたこの会社で働きたいという想いがありました。新卒当時はご縁がなかったのですが、転職サイトのメールで偶然スターバックスの経理担当の募集を見つけて応募しました。選考過程でお会いしたパートナーの方誰もがOur Mission, Promises and Valuesを体現されている姿を見て、改めてスターバックスで働きたいという想いが強くなりました。

当時、上場企業でありながらもまだまだ事業拡大フェーズにあったスターバックスなら、若いうちにより多くの経験を積みたいと考えていた自分自身の成長につながるのでは、と確信できたことが入社の決め手になりました。入社後、アルバイトパートナー時代に自分を採用してくれたディストリクトマネージャー(DM)と、サポートセンター(本社)で再び一緒に働ける機会もあり、とても嬉しかったですね。

THEME 02 やりがいやチャレンジングな仕事内容

一歩、二歩先、将来を見据えて
最良の判断をする

現在は会計企画部部長として、スターバックス リザーブ®ロースタリー東京や、消費財ビジネスの運営主体であるスターバックス・トレーディング合同会社も含めた財務や原価計算、レポーティング業務を統括しています。入社早々に経理部門を代表して部署横断のプロジェクトに参画する機会もあり、新会計システム導入プロジェクトや決算早期化、U.S.の100%子会社化対応、新業態のプロジェクトなど、事業領域の広がりや会社・組織規模の拡大を肌で感じています。

つい最近では、従来使用していたオンプレミスの会計システムの保守終了に伴い、新しい会計システムの導入が無事完了したところです。プロジェクト開始当初は、既存の会計システムの機能をそのままリプレイスする予定でしたが、将来を見据えてより上流のプロセスから見直した方が良いという提案をしました。具体的には購買プロセスの可視化や、ペーパーレス化の推進などです。その必要性を各部署に積極的に伝えていく過程で、近視眼的な発想ではなく、スターバックスのビジネス全体として最良の判断になっているかを常に意識しています。

組織が大きくなれば部分最適に陥りやすいですが、会社がより良い方向へ向かうための共通認識を持つために、Our Mission, Promises and Valuesを念頭に置きつつ、組織の中で自分がどう判断すべきか、コミュニケーションすべきか、という視点を持つことが重要だと考えています。

THEME 03 実際に入社して感じるスターバックスの魅力

Our Mission, Promises and Valuesの
影響力

スターバックスの魅力はすべてOur Mission, Promises and Valuesがベースになっていると思います。Valuesには「勇気をもって向き合う - 互いの成⻑のために敬意をもって率直に意見を交わし、現状に満足せず、大胆な発想で、厳しい状況においても本質を追い求め、行動します」という一文があります。

私の所属する経理財務本部は中途入社のパートナーが多く、さまざまなバックグラウンドを持ったパートナーが集い、個人が裁量をもって、チャレンジし続けることを尊重する環境があります。固定観念やこれまでのやり方にとらわれず、それぞれのパートナーの意見を前向きに取り入れながら、積極的にトライする組織風土ともいえます。会社や自分たちの成長につながるという本質に向き合っているからこそなのでしょう。私自身も入社当時から前職の経験を活かしてさまざまなことにチャレンジさせてもらい、変化が激しい世の中でスターバックスと共に成長することができていると感じますし、ともに働くパートナーから日々学ぶこともたくさんあります。

人との関わりでいえば、スターバックスの取引先企業の方も大切なお客様です。ビジネスのコミュニケーションの中で、取引先の新入社員の方の中に学生時代、スターバックスでアルバイトをしていた方がいらっしゃりご活躍されているお話や、スターバックスの商品や店舗での体験に対するポジティブなお声をいただく機会があります。それぞれスターバックスとのポジティブなつながりを感じて嬉しくなるとともに、Our Mission, Promises and Valuesの影響力の強さを実感します。

MY VISION スターバックスにとってあなたは
どのような“鍵”でありたいですか。

気づきを発信し続け、
“ボランチ”的な役割を担う存在でありたい

一般的に、経理はビジネスのコアではなく後処理というイメージを持たれているように思います。しかし、各部署の事業活動の結果としてさまざまな数字が集まってくるため、ビジネス全体が見える場所でもあり、経理だからこそ気づくことができる課題もあります。会計システムリプレイスを起点に、現在、購買システム導入のプロジェクトを進めていますが、それによって、継続的なコストモニタリングや、状況に応じた支出コントロールにより収益の最大化を目指すだけでなく、見積りから支払いまでの購買プロセスをシステム内で完結することにより、サポートセンター全体のパートナーの負荷を軽減し、より付加価値を生み出す仕事に注力する時間を増やすことができると考えています。

目指す役割は、私の好きなサッカーに例えると、いわゆるディフェンス的な経理ではなく、ボランチ的な経理になること。スターバックスの持続可能な成長のために、業務プロセスの改善・強化を通じてビジネスの土台を築くことに貢献していきたいと考えています。

また、部長として、全社視点を持ったリーダーでありながらメンバーの特性を的確に把握し、一人ひとりの力を最大限に活かせるような役割分担や、個のレベルを底上げできるサポートをすることを念頭におき、メンバーマネジメントにも引き続き力を入れていきたいと思います。