想いを大切にし、
「人」が持つ力を
さらに伸ばしたい。

K.Otsuji
人事本部
コーポレート人事チーム 
シニアスペシャリスト 
2021年入社 前職:化学素材メーカー

CAREER

  • 2009年〜
    化学素材メーカーにて、工場、本社、海外拠点など幅広く人事労務を担当。工場内の人事労務課長代理として、チームマネジメントも経験。
  • 2021年~
    スターバックスへ入社。二つの本部のHRビジネスパートナーを担当し、店舗とサポートセンター(本社)を横断的に支援。
※所属部署・職位はインタビュー当時のものです。

THEME 01 スターバックスで働くことを目指した理由

人が輝くスターバックスの
源泉を知りたい

前職は、化学素材などを製造するメーカーに勤めていました。営業志望で新卒入社をしましたが、初期配属は工場の人事労務。希望の配属ではなかったものの、会社の中で「人をつないでいく」という人事の役割に次第に魅力を感じるようになりました。特に人材育成に関して、例えば、入社前に学生として自分の話を聞いて入社を決めてくれた新入社員の導入研修も担当し、彼らが一人前になっていく姿を間近で見届けられたことは感慨深く、とても記憶に残っています。人と向き合い、成長に携わることの楽しさややりがいを自分なりに見出せたのかなと思います。

人事労務を経験する中で、人材育成の領域をより深めていきたいと転職活動を始め、出会ったのがスターバックスでした。前職時代、人事の勉強会でスターバックスの記事や文献などを読み、「社員がイキイキと働いている会社」という印象を持っていました。「スターバックスってなんかいいな」と感じる源泉を知りたい、そんな想いで面接を受けました。

実は、通信トラブルで電話面接に切り替えてもらうというハプニングがあったのですが、顔が見えなくても丁寧に質問をしていただき、いい意味で面接っぽくなく、自然な会話の中で私のことを知ろうとしてくれましたし、私も自分らしく想いを伝えることができたと思います。「あ、この会社の雰囲気、自分に合っているな」と直感が働き、入社を決めました。

THEME 02 やりがいやチャレンジングな仕事内容

現場に出向き、入り込み、
成長を支援する

私が所属する部署は、HRビジネスパートナーとして店舗とサポートセンターをつなぐ役割を担っています。私自身は、営業企画本部と新業態推進本部を担当し、マネジメントサポートをしています。主に両本部長と伴走しながら、組織・人材戦略の立案と実行を人事の立場から支援する役割です。

具体的には、例えば営業企画本部の皆さんとは、日本全国約1,700店舗のオペレーションをより効率化させることで、さらにお客様への提供価値を高めていく方法を検討しますし、新業態推進本部の皆さんとは、スターバックス リザーブ®ロースタリー東京やイタリアンベーカリーを扱うプリンチといった新しい業態で働くパートナーのサポートなので、現場に足を運んで面談を実施し、パートナーのキャリアに関する想いなどを聞いて未来のプランを一緒に考えながら提案するなど、さらに組織に入り込むことも多いです。主担当本部以外にも他部署との連携も多いため、全社視点でパートナーの支援につながるよう、広く情報交換することを心がけています。

関わるパートナーはアルバイトの方から役員レベルまで幅広く、さまざまな視点からスターバックスのカルチャーを知ることができる環境です。ビバレッジを中心としたコアビジネスを展開する店舗のノウハウを新たな業態店舗にも活かしつつ、なおも新しい挑戦をしていけることは大きなやりがいです。

THEME 03 実際に入社して感じるスターバックスの魅力

人を想い、行動し、
共に成長する組織

私はこれまで仕事をする上で大切なことは、まず自分が成果を出すことだと考えていました。初めての転職で意気込んでスターバックスに入社した私にとって、目から鱗だったのは、「Helping other succeed(周囲の成功のために自分が貢献する)」という考え方です。スターバックスのパートナーで優秀だと感じる人は皆さん、チームの成功に意識が向いています。きっとそれは、パートナー全員がチームで出した成果にこそ、さらなるイノベーションがあると信じているからです。

HRビジネスパートナーという役割は、さまざまな組織で活躍するパートナーの仲間に対する想いが直に感じられる仕事です。店舗やキッチンで働くパートナーはもちろん、マネージャーやプロジェクトメンバーとも広く話をしながら、大切にしたい想いを丁寧にすり合わせて共通認識を持ち、お互いに信頼しコミュニケーションを取りながら自分の貢献できることを考えていく。仲間と共に、より大きなことを成し遂げようと全力を尽くす、これがスターバックスらしさの一つだと感じています。

MY VISION スターバックスにとってあなたは
どのような“鍵”でありたいですか。

常に新しく、最高のスターバックスを
更新し続けるために

私にはさまざまなパートナーとコミュニケーションをする中で大切にしていることが二つあります。一つは、役割としてそれぞれの方との距離感を適切に保つことです。もちろん一人ひとりに共感するところがたくさんありますし、人と向き合っていくことが私の仕事でもあります。しかし、多くのパートナーと関わるからこそ、全体最適の視点で舵取りをする必要があると感じています。私がそのように行動していくことで、関わるパートナーの皆さんから信頼される存在になり、何かを変化させていくきっかけにもつながるはずだと思っています。日本全国に約1,700店舗を持つスターバックスがさらに成長し続け、なお最高のスターバックスを更新し続けることが、私たちが目指していることです。

もう一つは、世界のスターバックスに目を向けることです。実は前職で中国に駐在していたことがあり、当時そこで働く方々が自分のやりたいことをオープンに話す熱量にとても刺激を受けました。日本のスターバックスがこれまで広げ、つなげてきた想いはとても価値のあるものだと思います。だからこそ、U.S.はもちろんアジアパシフィックとも連携を強め、その価値ある想いをさらに新しい価値に変えていくことにもチャレンジしてみたい。広い視野をもって仕事をしていくという点では、日本だけでなく世界に視線を向けるところにまでこだわっていきたいと考えています。