多くの住民の皆さんでにぎわうカフェ

3月10日に岩手県陸前高田市にて第7回「道のカフェ」を開催しました。会場はこれまでも度々足を運んできた陸前高田市米崎中学校仮設住宅。前日の地震によりやむなく中止となった第6回と同じ場所で再び開催が企画され、今は使われていない中学校の調理室に、住民の皆さんとスターバックスのパートナー（従業員）のコラボレーションによる手づくりカフェが登場し、たくさんの住民の皆さんが集い、コーヒーを囲んで語らいました。

翌11日は復興3年目の節目の日。自宅を再建した人や、転居する人なども増え、仮設住宅にも少しずつ空き部屋が目立つようになったそうです。そのような状況の中、自治会長の金野（こんの）さんらの呼びかけで、仮設住宅にともに暮らす住民の皆さんの集合写真の撮影も企画されました。撮影は、震災直後から陸前高田の状況を追い続けているフォトジャーナリスト 安田菜津紀さん。その場でプリントされた写真は、多くの皆さんが希望され、プリンターの前に列ができるほどでした。さらに、写真を色画用紙に貼って、周りに絵を描いたりシールで飾ったり。併せて実施したフォトフレーム工作は、子どもたちはもちろん、おとなの皆さんも夢中になって楽しみました。